大学院について
ディプロマポリシー
社会福祉経営専攻
所定の年限を満たし、修了に必要な単位を修め、学位論文の審査に合格した者で、以下に示す能力を有する者に対し、修士の学位を授与する。
- 1. 専門分野に関する高度な知識・技能等を身につけている。
- 2. 社会に貢献できるような研究を行うことができる。
- 3. 社会的な要請に応えるために、主体的に判断して実践活動に取り組むことができる。
社会福祉経営コ-ス
所定の年限を満たし、修了に必要な単位を修め、学位論文の審査に合格した者で、以下に示す能力を有する者に対し、修士の学位を授与する。
- 1. 福祉サービスにとって利用者満足(CS)を軸とした新しい事業経営の知識と技術を習得している。
- 2. 社会福祉の目的達成のための計画及び計画運営・管理を学び、複雑化してきている社会福祉問題、学際化してきている社会福祉研究に対応して、社会福祉学の理論化と社会福祉実践に必要な技術を習得している。
- 3. 人間尊重、人権感覚、民主的な社会、平和な国際社会への意識、判断、実践力を形成できる。
- 4. 深い人間性と幅広い教養を身につけ、国際的視野で物事を判断でき、21世紀の社会福祉を担うにふさわしい社会福祉実践での指導的役割を担うことを自覚できる。
- 5. 高等教育についての現状や課題に関心を持ち、高等教育に対する強い使命感を自覚できる。
心理臨床コ-ス
所定の年限を満たし、修了に必要な単位を修め、学位論文の審査に合格した者で、以下に示す能力を有する者に対し、修士の学位を授与する。
- 1. 臨床心理学における高度な専門的知識と技能を習得し、さまざまな臨床心理現場において活用することができる。
- 2. 現代社会の抱えるさまざまな問題について臨床心理学的視点から検討し、適切な研究を行う能力を身につけている。
- 3. 高い倫理性と強い責任感を持って、社会に貢献する意欲を持っている。
学位論文審査基準
群馬医療福祉大学大学院社会福祉学研究科における修士課程の学位審査は、以下の審査基準に基づき、総合的に評価するものとする。
1. 本学審査基準(コース共通)
- (1)研究課題:明確な問題意識に基づき、社会的・学術的な意義が認められる研究課題を設定している。
- (2)研究方法:研究目的の達成のためにとられた研究手法が適切である。
- (3)先行研究:先行研究を適切に踏まえて、検討している。
- (4)論文構成:論旨が明確で、一貫している。
- (5)独創性:研究成果に独創性が認められる。
- (6)研究倫理:研究倫理を遵守している。
2. 本学審査基準(コース別)
- (1)社会福祉経営コース
①人間の尊厳、自立支援、共生社会を理解し尊重する基本姿勢が見られる。
②福祉マネジメントにおける先進性、有用性、独創性のいずれかが含まれる。
③社会福祉経営領域において、先進性、有用性、独創性のいずれかが含まれる。
④十分な文献や研究動向の認識に基づき、自説の研究意義を論じている。 - (2)心理臨床コース
①適切な研究方法を用いた研究であり、当該分野の発展に寄与する。
②臨床心理学的な意義が認められる。
③系統的で一貫したデータ収集・分析法を用い、研究の枠組みが明確であり、方法論、考察を含めて論理的な記述がなされている。