集団生活最初の場所であり、人生最初の保護者と離れて生活する場所でもあります。
最初は、保護者と離れて泣いていた園児や一人遊びをしていた園児がお友達と関わり合いながら楽しく過している様子や教職員の話を聞いている様子は、とても感動出来る様子であります。
日が経つにつれて、自分の意見を言っている様子やお友達同士意見がすれ違い悔しい思いをしたり、いままで出来なかった鉄棒や縄跳び、等各活動の中で出来るようになった達成感や充実感、自身が持てる経験は幼児期から見に付けられる様に思えます。
発達や学びは継続性を踏まえ、学ぶ楽しさ・知る驚き、体験を通して常に好奇心が持てるような環境や新しい時代への対応を踏まえて幼児教育を進めております。
園児の成長の早さにはとても驚く事が多く、場面・場面での出来事を見過ごさない様に、観察や見守り等を行い常に教職員同士連携を取りながら、情報交換や指導案等の作成をしております。
教職員の気持ちとしては、成長過程においては嬉しい反面、お別れとしての寂しさがあり複雑な気持ちであります。
3・4・2年保育で入園された日が昨日のように思え、卒園を迎える日がこんなに早いものかと毎年思う日となります。
時には、保育者がアドバイスをし、友達同士のもめ事を解決する場合もありますが、基本的には、子ども達がどのように問題がおき、解決すればいいか、自分達同士話し合える
事も大切がと思います。その姿も年長児になると、自ら考えられるようになり園児自身が体験した事が発見であり、獲得した知識であり、知恵となります。
こうした創意工夫した試行錯誤を自らの能力と可能性を持っているのだろうと思えます。
幼稚園で経験した事を生かし、小学校や他の活動に一生懸命に発揮し、元気良く、楽しく過して下さい。
小学校へ入学しても幼稚園に遊びに来ていただき、元気な姿を見せに来て下さい。
また、小学校で遊んでいる様子や勉強している様子のお話しを聞かせて下さい。
ご卒園おめでとうございます。